非プロパーの動機付け

非プロパーの動機付けに関する、興味深いエントリーを見つけた。
外注さんに知っておいてほしいこと - swat_memo
僕は、社内の非プロパーの人のモチベーションって何なんだろう?と思ってるので
非常に参考になる意見でした。
ウチの会社では、非プロパーに振る作業の典型は

  • 手数がかかる
  • 社内社外との調整の必要性が小さい

な仕事だと思う。この条件にかかるとだいたいは、重要技術でなくなる。
もし自分がこんな仕事ばかりやらされたらかなりイヤなので、いっつも「すまないなぁ」
と思いながら仕事を振っていた。だって、こんな仕事じゃ成長できなさそうだし。


しかし、上記エントリーを見ると、それは「会社の壁がある以上仕方がない」と。
でも、「同じチームとして顧客のためになることは言ってきてほしい」と。
なるほどなぁ。別会社と一緒の社内で仕事すると言うことはそういうことかと思った。
自分が別会社に行くことになった場合にも参考になる。社内に居るときよりも提案とか
考えることが重要になってくるんだなあ。


そういえば、かなり昔社内のある協力会社さんのリーダから業務改善の提案をされた
現場にいたことがある。でも、あのときの提案は「そりゃーそう見えるだろうよ。俺も
何回もそれがどうにか妥当な工数でできないか考えたよ。でもそれは無理なんだよなぁ。」
って提案だった。提案って難しい。単に問題点とそれの単純な改善方法を示すだけではだめで
その改善にどれくらい時間がかかって、その工数が改善を行わなかったときの工数で埋められる
ということを納得してもらう必要がある。

外注さん

外注さんに知っておいてほしいこと - swat_memo
でのコメントとトラックバックが興味深い。
「外注」じゃなくて「協力会社」って言うべき(http://d.hatena.ne.jp/takopons/20060812/1155384149)とか。
上からモノをいうな(http://d.hatena.ne.jp/k_oniisan/20060812/1155373314)とか。
どこぞの会社では、社内の非プロパーに対してそんな非人間的な扱いが行われているんでしょうか?
僕は、仕事を頼んだ相手があまりにアホすぎてイライラしたことはあっても、「外注なのに何言ってんの?」とか
思ったことは一度もないけどなぁ。


でも、たぶん、外注さんが下手(したて)に出過ぎているのも一因じゃないのかなぁと思ったりはする。
ウチの社内でも、やたら外注さんはプロパーを客扱いしているような気がする。客扱いされる気分は悪くはないので
そのうちそれが当然のように思ってきちゃうんじゃないかなぁ。同じチームなんだから「そんな仕事でこっちに振らないでください」
とか「何月何日までにこちらに振ってもらわないと期限に間に合いません」とか明示していい気がするんだがやってない気がする。
その割に自分が切った期日を死守する責任感もそれほど感じられない。それって間違ったバランスの取り方じゃない?