組込み向けJavaってどうよ?

PalmSourceはどこで道を誤ったのか - ITmedia NEWS
全然関係なさそうな↑の記事より。

Garnetに代わる適切な選択肢はJavaだったという議論もある。これは50ccのモペットバイクを1000台集めれば、60トントラックの代わりの有効な貨物輸送手段になるというのとちょっと近いものがある。Palm対応ソフトの開発者が求めているのは、堅牢な無線通信制御機能を持ったWindows CEOSE、そのほかのリアルタイムOSの代わりに使えるモダンなマルチタスクOSであり、時代遅れの不適切な基本レイヤに機能を継ぎ足したようなものではない。

そう、J2MEってそんな感じ。まさに「寄せ集め」。
2年くらい前は、「組込みのGUIJavaで作ったら作りやすいんじゃないか?」と思ってたけど、いまでは、C++GUIのソースを吐くツールなんていくらでもある。わざわざ画面デザインを決めるためにプログラミングする必要がない。テストもJavaとnativeで分かれているより断然テストしやすいし、デバッグだって時代遅れのprintデバッグなんかやらなくて良い。プロファイラも使えるだろうし、市販の各種テストツールもつかえる。速度面でも作り込むほどにJavaはどうしてもC++にくらべたらもっさりする。コミュニティ(JCP)で仕様を決めるからどうしても最新技術において行かれる。

Javaの良さってなによ?