断る力

断る力 (文春新書)

断る力 (文春新書)

内容は、断ること(受ける仕事を絞る)ことから始まって、自分の得意分野を伸ばし
相互補完によってwin-winの関係を作りましょうってことだと。

そのとーり。
断る== 拒絶 だと思ってる人は、読んだ方が良い。


読んでて気になった言葉

「事実なんてない。あるのは認識だけだ」

そうなんだよね。2年前まで知らなかったけど。
事実なんぞ何の意味もない。あるのは、事実をどう理解しているか。
事実の理解の仕方は、いままでの経験によって千差万別。
だから、自分の理解を相手に認識してもらうには、相手が理解できるコンテキストで説明する必要がある。

I'm right, you are also right.

間違ってるんじゃなくて、認識が違うだけ。

「私たちは自分の扱い方を人に教えている」

コレは新鮮。イヤなことはイヤだと言わないと、ポジティブフィードバックがかかる。

インセンティブの調整」を行うのが交渉のプロセス。

ハーバード流交渉術 (知的生きかた文庫)の半分を1行で言っちゃったよ。