まず、ルールを破れ―すぐれたマネジャーはここが違う

まず、ルールを破れ―すぐれたマネジャーはここが違う

まず、ルールを破れ―すぐれたマネジャーはここが違う


これは、オモシロイ。

以下の常識は間違ってるとの指摘

  • 経験や知識を元に人を選ぶ
  • 正しい手順を定めることで、要求を設定する
  • 本人の弱点を見極め、その克服に力を貸すことで動機付けする
  • 学習し、昇進が出来るように手助けする

人には、変えられない特性のセット(この本の記述では『才能』)がある。
経験や知識は、変えられるが、特性は変わらない。
マネージャーは、スタッフの弱みを修正するために時間を使うより、
強みを生かして仕事ができて給料が上がるようにすべき。
強みは千差万別なので、手順をどれだけうまくこなすかということが評価の
基準になるべきでない。


とのこと。

これを読むと、採用がどれほど企業文化にインパクトを与えるものなのかが
わかる。
できる人、採れてますか?―いまの面接で、「できる人」は見抜けない」でも同じようなことが
書かれているけど、特性を起因とする行動・思考パターンを明確化することが、採用では重要。
#ただ、「できる人..」の場合、「一般的に正しい人」を採ろうとしているところが
#この本とは決定的に違う。



この本を読んで、今までもやもやしてた、イケてるマネージャとイケてないマネージャ
の違いがはっきりした。
イケてるマネージャは目標設定がうまい。4章をもうちょっと自分の言葉で説明出来るように
ならないと。