要件定義は中流工程

アメリカにはSIerなんて存在しない

http://d.hatena.ne.jp/gothedistance/20070920/1190219844

端的に言うと、いわゆる上流工程というのは戦略策定工程のことであり要件定義というのは、その戦略を担保するための仕組みはこうだよねっていうブレイクダウンを行う工程なんですよ、っていう話です。

SEとコンサルの違い

http://d.hatena.ne.jp/gothedistance/20070914/1189784231

それに対してコンサルタントというのは、そもそもWhatが何かもさっぱり分かっていない状況から突っ込まれることが多い。Whatを見つけるためには要件がなければどうしようもないのである、なんて話は通用しない。要件を作るのがあんたの仕事でしょー、ぐらいの勢い。知見持ってんだから考えられるよね、っていうパスが弊社側から飛んでいるわけで。

コンサルタントの論理構築の基本は、論理として正しいか否かです。この問題を考えるにあたってはこのアプローチに沿ってこのようなタスクプランで解決するのが「正しい」のです、というのが基本にあるようです。

そう。そうなんだよ!最近もやもやしてたのはコレだ。


ウチの会社も「コンサルフィー」とかもらっておきながら、要件定義からやり始めようとする。
その思考回路を何とかしてもらいたい。そうじゃねーだろ。
ある仕様で何が出来るかを説明するのはそこらのエンジニアでもできる。
そんなことを求められてるんじゃなくて、どういうサービスをやったほうが良いと思っていて、その場合
どういう要件の定義が必要なのかをアドバイスするのが「コンサル」じゃねーんかいと。