ウェブ時代をゆく

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

サブタイトル通り、このウェブが発達した時代に、どう働き、どう学ぶかについて書かれた本。
切れ味良いなぁ。


ウェブに情報があふれたことによって、競争原理が

「対象をどれだけ好きなのか」「対象にどれだけ没頭できるのか」

という超シンプルなものになった。時間だけが、すべての人に平等に与えられたリソース。


ロールモデルの見つけ方についても、自分の中でもやもやしていたものが整理された気がする。

「ある対象に惹かれた」という直感にこだわり・・そしてその対象になぜ惹かれたのかを考え続ける。
それを続けると、たくさんのロールモデルを発見することが、すなわち自分を発見することなんだとだんだんわかってくる。

そこから、ロールモデルの総体が、そのときのゴールとなり「けものみち」の灯台となる。