記憶とは、傷

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51008678.html

私は「バカ」と言われても傷を感じない。しかしそれは傷ついていないということではない。「バカ」という傷があまりに多く、「記録面」が梨地になっているので、いまさらそこに「バカ」と追記しただけでは読めないというだけなのだ。

しかし、記憶とは傷なのだ。嬉しい記憶も怒りの記憶も哀しい記憶も楽しい記憶も、すべて傷のなかにある。結局のところ、傷つきたくなかったら何も見ず、何も聞かず、何も嗅がず、何も味わわず、何も触らないしかない。

興味深い。ぞんび