松下で呆れアップルで仰天したこと―エンジニアが内側から見た企業風土の真実
松下で呆れアップルで仰天したこと―エンジニアが内側から見た企業風土の真実
- 作者: 竹内一正
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2003/02
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 22回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
松下とアップルの対比が読みたくて買ったのだけれど、その初期の意図は裏切られた。
アップルの記述はほとんどなくて、3/4が松下での苦労話。なんじゃそりゃ。松下がどんだけダメかなんて興味がないよ。
アップルの記述も、ダメなところが多くて、アップルのいい面が全然分からない。
松下時代に、社内の人間に定形外の仕事を依頼したときに
「あ〜、やってもええけど、俺に頼むんなら、工場長にまず頼んでもらえるか。でも忙しいから、工場長がええというても、やるかどうかわからんけどな」
と反応されるくだりがある。いやー、大企業ってどこもこんなのなんだろうか。自分が茹でガエルになってるのを全く気づかず、ふんぞり返る人間にだけはなりたくない。