演説は音楽だ

404 Blog Not Found:惰訳 - Barack Obama's acceptance speech in full」あたりを見てて思った。

出だしは抑えたトーンでの感謝の言葉から始まって、中盤は聞いている人を盛り上げ、最後はアン・ニクソン・クーパーの生涯を通じて物語をまとめ上げていく。最後にいくに従って、声の音量を上げ、"Yes, we can"の声のトーンもストーリーによって変えてる。

スピーチライター(26歳?!)が居ることも考えると、完全に大統領は大物歌手じゃないとつとまらないなと思った。



まぁ、ただ

あたりで見られるプロ歌手のみなさんは、オバマと比べても圧倒的に声がキレイなところと抑揚の微妙さ加減がやっぱ違うけど。


政治家のスピーチにおける本領は、聞いてる人のコンテキストにすっと入ってくる表現を選択して、その意味が死なないように発音出来ることなんだな。