CygwinのbashでのCRの扱い

http://cygwin.com/ml/cygwin-announce/2006-12/msg00026.html
によるとbash-3.2.9-10からCRが、改行(shではコマンドの区切り)ではなく、CRそのものとして扱われるようになったらしい。

ということで、shellスクリプトの改行コードがCRLFの場合、

#!/bin/sh

echo "hello world!"

みたいな単純なコードでも

./sample.sh: line 2: $'\r': command not found

と、CRがコマンドのように扱われてしまいます。

解決法としては、メールにあるように、スクリプトのどこか(interactive shellの場合は、.bashrcとか)に、↓のようにigncrオプションを設定してCRを無視するようにすればOK。
#&&の前のコマンドは、古い環境でスクリプトが実行されて、igncrオプションが無い場合のための対処。

 (set -o igncr) 2>/dev/null && set -o igncr;

さらに、サブシェルもすべて上記設定を適用させるには、

bash  (set -o igncr) 2>/dev/null && set -o igncr; export SHELLOPTS 

のように、SHELLOPTSをexportすべし。